エルレも言ってたやん！

遠回りする度に見えてきたこともあって
早く着くことが全てと僕には思えなかった
間違ったことがいつか君を救うから
数え切れないほど無くしてまた拾い集めりゃいいさ

ELLEGARDEN / ジターバグ

6月某日獅子にて。

いつもの場所で2、3声かけして体が温まってきた頃。

ふわっとした長い髪、洗練された大人めの服、そして圧倒的に整った顔。まいやん似。

獅子は綺麗な子多いと思うんだけど、それらを差し置いて一際目立ってたね。ここまで行くと、オーラが見える(笑)

そんなことを思いながらなるべく自然に歩み寄り、

明るいトーンで、相手の目に話しかけるように声かけ。

その後なんで声かけたかサラッと伝え、

後は思いついたトークをパラパラと展開。

あくまで自然体に、笑い要素も含めて。

って感じでとりあえず一通り喋ってみたけど、暖簾に腕押し感がハンパねぇ。てか冷てぇ。怖いよマム、、。

♀「あ、私帰るので」

♂「ん？てかイントネーション独特やな？関西の人？」

♀「え、分かります？」

♂「うん、兵庫県神戸市のどこ？」

（´-`）.｡oO(神戸って言っておけば嫌われはせんやろ)

♀「いやそんなお洒落じゃない！広島よ！」

♂「え、俺生まれも育ちも府中よ！」

♀「え？府中なん？」

♂「東京のな！」

♀「知ってるwww東京にも府中あるよねwwww」

広島出身には府中ネタが効くらしいですよ！！！！🤪🤪

まぁなんだかんだで30分限定で飲み行かせてもらう。

もちろん、30分じゃ済まないけどね^o^

しかし、美人と歩いてるとさ、

キャッチの兄ちゃんも

女子会してたOLの姉ちゃんも

ほろよいのサラリーマンも

思いっきり瞳孔開かせて美人見てから

怪訝そうに目を細めて俺のこと見るんやなwwwww

なんでお前ら反応ワンパターンなん？ww

コ○すぞ？？^o^

でも広島かぁ、まさかなぁ。

その後飲み屋で当たり障りのない話しつつ、相手を知れば知る度に、淡い疑惑が確信に変わって行く。

♂「よし、そろそろ行こうか！

1件目は自己紹介だからさ、これからデートな！二件目にふさわしいバーあるからそこ行こうか^_^」

♀「いや、今度連れてってくださいよ！^_^お互い明日早いんで帰りましょう」

あれwww

ショボトーク過ぎて、食いつきあげられてないやんwww

てか断り方うますぎない？www

「やんわり」と「ハッキリ」のバランス取れ過ぎてて、今までどれだけの数の男を断ってるんだろうって勘ぐってしまうわwww

しゃーないなぁ、ほんとはここで使いたくなかったけど。

♂「なぁ、名前当てていい？××ちゃんやろ？」

今までにない驚いた顔。

すかさずトークを展開。

一年半に同じ場所で出会ってること

あん時感じたこと、素敵だなって思ったけど、男見下しすぎてるとこあかんなと思ってたこと

今の貴女は、そういうのが一切なくてより一層魅力的になったこと

一方で俺もこの一年半で変わったんだってこと、だって少しも魅力無かったら暇でも来ないでしょわざわざって

だからこそちゃんとデートしようと思って二件目に誘ったこと

相手もようやく思い出したようで。

驚いたり

恥ずかしがったり

だんだん思い出してきたねー、あの時、

調子乗っててマジごめんねー

とか言われたりして。

とりあえずLINEのブロック解除しような？とか言って冗談っぽく怒ってみたり(笑)

※マジでブロックされてますwww決して冗談ではないです😡😡

そんなこんなでワチャワチャして

Bar in.

ね？

こんな運命的な出会いしておいて負けるはずないって思うじゃないですか？

いやー、やってしまったよね

運命的な出会いに独り善がりに盛り上がってしまったよね

気づいたらマジで口説きにいってたよね

いやホントにタイミング見誤って口説く男こそ死ぬほどダサいぞって思ってたし公言してたのにね

こんなタイミング間違えることあるかな？

そしてこの子は明らかに「自分から相手を好きになりたいタイプ」だから、相手が興味持つまで待ってなきゃいけないことまで分かってたのにね

いや

ほんまね

滅茶滅茶可愛かったんですよ。

俺のラフロイグ飲んだ時の渋そうな表情

バーで流れてる映画を恍惚と眺める表情

いたずらっ子な目で笑いかけてくる表情

なんかもう、一つ一つの面が滅茶滅茶愛おしくてさ、

気づいたら恋愛目的でガチ口説きしてたよ。

会って2回で。しかも一年半ぶりで。

本当に馬鹿らしい。

手繋ぎ断られた(当たり前やww)ので、

ワンナイト狙わず、健全解散。

今思い出せばどこまで保身なんだよって。

帰り際

♂「とりあえずLINEのアカウント名○○だから、さっさとブロック解除してスタンプだけ送ってな！」

♀「わかった！またね！」

颯爽とタクシーの中に消えてった彼女

目で追いかける俺

こちらを見向きもせず携帯を見てる彼女

車の群れに消えて行くタクシー

そーね、あれから随分経つけど、彼女からの通知は一切ない。

消えていったのは

「彼女への淡い期待」

「8000円」

そして

「ちっぽけなプライド」

即ってきた女の子は何人もいるし、それが自信のベースになりつつあったけど。

辿ってきた道をしっかり見つめれば、小手先のテクニックでなんとか出来る子に逃げてるだけ。

そんなプライド、砂上の楼閣じゃないですか。実際にただ一回のアポでなし崩れたし。

改めてワタシ

魅力不足だし経験不足だなと痛感。

これからもこんな感じで、色んな間違いをいっぱいするけど

そんな間違いを乗り越えて、今後強くなりたいなぁ。

なーんてことを思ってたら、数年前にエルレも言ってたやん！

※冒頭参照

最近復活したし、もう一回きこーかな。

てことで、おつかれさん(^^)/